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子供の頃
わたしは 両親の職場で生育させてもらった。
自営をしていたのだ。
父親が奮闘し、
フウたらりんから一念発起、
一からお勉強をし、車の整備士として、
お商売をはじめたのだ。
他だのボロやから、工場兼おうちになった。
その辺の記憶はわたしにはない。
わたしが生まれた頃、前後辺りの話。
もちろん
そんけいしている。
そんな、無鉄砲でも大雑把でも、
勢いよくやってしまえる、楽しいこと、幸せが好な、不器用な父と、
どんな状況でも、わたしのやるべきこと、と、なんとしても形にしていける、優秀で辛抱強く、心の優しい母と。