ページ2 子供の頃の

 子供の頃

わたしは 両親の職場で生育させてもらった。

 

自営をしていたのだ。

 

父親が奮闘し、

フウたらりんから一念発起、

一からお勉強をし、車の整備士として、

お商売をはじめたのだ。

他だのボロやから、工場兼おうちになった。

その辺の記憶はわたしにはない。

わたしが生まれた頃、前後辺りの話。

 

 

もちろん

そんけいしている。

そんな、無鉄砲でも大雑把でも、

勢いよくやってしまえる、楽しいこと、幸せが好な、不器用な父と、

どんな状況でも、わたしのやるべきこと、と、なんとしても形にしていける、優秀で辛抱強く、心の優しい母と。